キッチンってどうやって選ぶの!?リノベ会社が見たショールームレポ②タカラスタンダード編 | リノベーション会社の "kasa"。圧倒的なデザイン力、どこにも負けないおしゃれな空間作りに挑戦し続ける、本気リノベーション集団です。

キッチンってどうやって選ぶの!?リノベ会社が見たショールームレポ②タカラスタンダード編

こんにちは🌸天下谷です。


さて、前回に引き続き今回もキッチンに焦点を充てたメーカーの特徴などをお伝えさせていただければと思います。本日はホーローで有名なタカラスタンダード今回も私が施主だったら〜の完全なる個人目線でショールームに行ってまいりましたので、その様子や各社の比較をしてみたいと思います。

前回の記事:キッチンってどうやって選ぶの!?リノベ会社が見たショールームレポ①ウッドワン編


ーーーーーーーーーー目次ーーーーーーーーーーーー

タカラスタンダードって?

 ータカラスタンダードの魅力って?①汚れに強い

 ータカラスタンダードの魅力って?②傷や熱に強い

 ータカラスタンダードの魅力って?③磁石がつく

タカラスタンダードのキッチンの種類

レミュー

トレーシア

エーデル

リフィット

まとめ

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タカラスタンダードって?


タカラスタンダードは1912年に創業した住宅設備メーカーです。2012年には創業100周年を迎えており、歴史と実績のある企業であることがわかります。

システムキッチンを中心に、システムバス、トイレ、洗面化粧台、給湯器、ホーロー建材などを取り扱っています。

タカラスタンダードは、ホーローに特化しており、あらゆる商品にホーローを使用しています。このホーロー(琺瑯)は、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けたもの。

ちなみに工芸品のホーローは、七宝あるいは七宝焼きとも呼ばれます。


鉄の強さとガラスの美しさを合わせ持つ素材で、食器や調理器具などによく使われています。ただ、ホーローには割れやすいというデメリットがあります。

タカラでは割れやすいというイメージを払拭すべく高品位ホーローを採用しています。

高品位ホーローは鋼板に凸凹を付け、ガラス質との密着力をアップさせているから、お鍋のホーローとは丈夫さの度合いが違うんですね。


タカラスタンダードの魅力って?①汚れに強い

ホーロー製のキッチンの最大の魅力、それは汚れにとても強いことです。

油性マジックで書いてある程度感想させた面材も、水を含ませたふきんでほぼ綺麗にとることができます。少し取れにくいなと感じたら、中性洗剤を含ませたり、クエン酸が含まれたものを使うことで本当に綺麗に落ちました。

我が家、犬がおりまして。そしていたずらが大好き。

お留守番が嫌でわざと粗相を起こすこともしばしば。木製のキッチンやシートを貼っているキッチンだと染み込んだり匂いが取れにくかったり、が気になってしまうのですが、このホーロー製であればそのようなストレスもなく毎日綺麗を維持できそうだなと感じました。


タカラスタンダードの魅力って?②傷や熱に強い

かなり硬いスポンジを使っても、もちろんたわしを使っても傷がつかない特徴を持つホーロー。さらには熱にもとても強く、万が一フライパンから火が噴き出てしまった時なども変形・変色することもなく綺麗な状態で使うことができるのもとても魅力です。揚げ物の油が飛んだとしても、熱に強く汚れに強ければお手入れとしては最高に簡単。主婦の味方ですよね。


タカラスタンダードの魅力って?③磁石がつく

磁石って必要?と思われるかもしれませんが、例えば湿気などに弱い鉄製のフライパンやすぐに手の届く位置に置いておきたい鍋敷なども磁石でキッチン周りにかけておくととても便利。あったらいいな♪に手が届く素材としてもやっぱり使い勝手が良いなと思いました。


タカラスタンダードのキッチンの種類


タカラスタンダードには4種類のキッチンがあります。

お値段高い順で並べると、レミュー、トレーシア、エーデル、リフィットとなります。

いずれもグレードによって選べるものが変わってくるのですが、大きな違いとしては

・レミュー トレーシア エーデル…ホーロー製

・リフィット…木製

であるということです。あとは扉のデザインや色、選べる設備に差が出てくるため、何を重視したいかによって選ばれる種類も変わってくるかと思います。


レミュー

レミューは、この居心地は「自分史上、最高」をコンセプトに自分が好きな物を詰め込み自分好みの空間を作り上げる事ができる、タカラスタンダードシステムキッチンの中で最高級シリーズです。

レミューには、他のシリーズにはない3つの特徴があります。

◎たっぷり入って、使いやすい収納

◎高級感溢れる美しいワークトップ

◎清潔を保てるタッチレスハンドシャワー水栓


収納力を求められ、かつ美しさ、そして便利な使い心地を優先されるのならばレミューはもってこいのモデルかと思います。またその美しさから、オープンキッチンにするのであればレミューが最適ではないかと思います。

さらに、海外製の食洗機を入れることができるのもこのレミューのみ。他のタイプでは国内メーカーのものしか選択ができなくなっています。


トレーシア

トレーシアはレミューの次に中価格帯となっており、大きな違いとしては収納力にあると思います。色については、単色のもの以外に、木調、コンクリート調などのものを選択することができます。

また、『エーデル』よりもガラス質の焼き付けを重ねている分、重厚感があります。『エーデル』も『トレーシア』も、同色の場合にはそんなに違いは感じないのですが、じっくり触れてみると重厚感の違いが分かるのではないかと思います。



エーデル

エーデルは低価格帯モデルとなり、比較的先ほどのレミュー・トレーシアに比べると手が出しやすい価格帯かなと思います。色については7種類の中から選ぶことができるのですが、他のシリーズよりも少なく、すべて単色で、柄入りのものはありません。

また取手が選ぶことができないため、このレトロな雰囲気がそのままでいいよという方にはもってこいかなと思います。

白だからといって汚れが目立つというわけでもなく、さっと拭き取ることができるのでいいですよね♪


リフィット

リフィットはタカラスタンダードの中で低価格帯のキッチン。ですが、その最大の理由は他とは違う”木製”を使用しているところにあります。

せっかくタカラのキッチンを選ぶのであれば、やっぱりホーロー製が欲しいところ。部分的にはホーロー素材を選択することもできるので、ゼロというわけではないのですが寂しい気もしますね。


まとめ

タカラスタンダードさんのHPやカタログではイメージしづらい点も、ショールームに行くとクリアになります。ワークトップなどもモデルによって選べる選べない、があったり、写真で見るのとはまた違ってきます。

私がもし、施主でタカラさんのキッチンを選ぶのなら、迷わずエーデルかな。。収納については自分次第で中はなんとでもできるし、汚れにも強い。さらにはかわいいレトロな個人的に見た目がツボです。


実際にいろんなショールームに行くまでは、キッチンについての理想があまり見えてこなかった、なんならなんでもいいとすら思っていましたが、、、

実際に見てみると、『これが好き、これはテンション上がらない・・・』など見えてきますね^^;


その時のおうちの雰囲気に左右されることもあると思うのですが、立ち上がりの壁やキッチン周りは造作や家具でアレンジもできるため、あとは使いやすさと好みのデザインで選べば良いのかなとも思いました。


キッチンのショールームを回って見えてきた食洗機の違いなどもまた改めてレポしたいと思いますので、引き続きお目通しいただけると嬉しいです〜



kasaではショールームどうやって回ったらいいのか悩む・・・や一人で見るのは心細いな。はもちろん、どういうところをポイントで見て回ったらいい?などのご相談も承っております。

一緒にショールームにいってあーだこーだ盛り上がるのはもちろん、現実的に比較した時の資料などもご用意しております。

ショールームでは聞けない様々なメーカーの特徴などもお伝えできればと思いますので、ぜひお気軽にご相談くださいね♪


それでは、今日はここまで。

お読みいただきありがとうございました〜!!!



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