こんにちは。Mです。
リノベーション・リフォームでも間取り・キッチンやお風呂等の水回り設備など色々とやりたい事や変更したい点で真っ先に思いつくと思います。
ただ意外かもしれませんが床材風合いによって見た目もそうですが、 生活の仕方に大きな影響があります。
ここではリノベーションやリフォームを検討されている方へどのような床材があるのかご紹介させていただきます。
■CFシート(クッションフロア)
■フローリング(合板・無垢)
■タイル
■カーペット
■畳
■モルタル
よく使用されている材料は上記になります。
まず初めにここで前提として注意してほしい点があります。
それは戸建て住宅では好きに選んでいただけるのですが、マンションの場合は管理規約等により使用できる床材に制限がある場合があります。
例えば:
床はフローリング不可、カーペットじゃないとダメ
遮音等級L-45以下の床材の使用しなさい
と指定があるマンションもある為、リノベーションやリフォームを検討されている場合は一度管理組合や管理会社へ確認していただいた方が後々のトラブルが減りスムーズに打合せや工事が進行できることが出来ます!
前提の注意事項も書かせていただいたので、ここからは本題の床材の種類と簡単なメリット・デメリットを記載させていただきます。
■CFシート(クッションフロア)
塩化ビニル樹脂で作られたシート状の床材に木目・石・タイルなど様々な印刷がされた素材です。
❙メリット
・ 塩化ビニルの特性でお手入れが楽。(耐水性が高い)
・ デザインのバリエーションが多い。
・ クッション性があり感触がやわらかい。厚みのあるものを選ぶと遮音性も高まる。
・ 比較的価格をおさえやすい。
❙デメリット
・ 家電や家具を置いた後に凹み痕が残る。
・ 印刷なので、素材感は天然素材に劣る。
参考オススメ使用箇所
玄関、キッチン、洗面・脱衣室(主に水で濡れやすい箇所)
■フローリング(合板・無垢)
最もよく使われる素材です。木の温かみのある雰囲気を好まれる方に人気。
たくさんのバリエーションがあり、シート貼り、突板、無垢等の素材で見た目や肌触りも違いを出すことが出来ます。
❙メリット
・ 自然素材特有の温かみがある。
・ 色味の経年変化を感じられる。
・ ナチュラルなインテリアに合う。(北欧系がお好きな方にオススメ)
❙デメリット
・ 無垢材の場合、水に濡れるとシミになったり反ってしまうことがある。
・ 硬いものがすれてしまうと傷になりやすい。
・ 他の素材と比較して高額になる傾向にある。
参考オススメ使用箇所
オーソドックスな床材の為使用箇所をどこでも可(リビング、ダイニング、居室等)
■タイル
建物の外装でよくみられる素材ですが、玄関で使われることが今まではメインでしたが、近年内装での利用も増えてきています!
水回りでは『塩ビタイル』といわれるプラスチックで造られたタイルも人気です。
❙メリット
・掃除やお手入れ、メンテナンスが簡単。また経年劣化も少ない。
・高級感のある。
・デザインが豊富。
❙デメリット
・施工時に手間がかかり、コストが上がる傾向がある
・冷えやすい素材のため、冬場はスリッパ等が必須。
・塩ビタイル以外は割れる可能性がある。
参考オススメ使用箇所
玄関、キッチン、洗面・脱衣室(主に水で濡れやすい箇所)
■カーペット
カーペットは、古くから住宅やホテル等で使われておりクッション性に優れた床材になります。織り方・カットの長さや方法だけでなく、ウールやナイロンといった化学繊維というように素材にも多くの種類があります。
❙メリット
・ 素足で歩いてもクッション性がありやさしい肌触り。
・ デザイン等のバリエーションが豊富。
・ 遮音性が高い。(小さなお子様のいるお家や音を気にされる方にオススメ)
・ 断熱性が高く冬場は暖かい。
❙デメリット
・ 水をこぼした時に、乾くまで時間がかかる。
・ ダニが繁殖しやすいのでこまめに掃除をした方が良い。
参考オススメ使用箇所
リビング、居室、廊下(素足で歩く箇所や床に直接座るような箇所)
■畳
小上がりスペースに縁なし(琉球畳)や和の雰囲気がお好みの方によく採用される素材です。最近井草以外に化学繊維や和紙等の新しい素材も増えてきています。
❙メリット
・日本の趣がある。
・クッション性や遮音性が良い。。
・イ草の香り・肌ざわりの暖かさを感じられる。
❙デメリット
・ダニが繁殖しやすいのでこまめに掃除をした方が良い。
・交換時に修繕費が高額になる。
参考オススメ使用箇所
居室、寝室、子供の遊びスペース(床に直接座るような箇所)
■モルタル
水・砂・セメントを混ぜたもの。土間で選ばれることが増え続けてます!
戸建て・マンション問わず最近はデザイン性ふまえ見直されてきています。
❙メリット
・クールで無機質な仕上がりにできる。
・調合することで、好みの色にすることもできる。
・撥水加工や防塵塗料を塗っておくと耐水性・防汚性が高められ、掃除が楽。
❙デメリット
・経年劣化でヒビが入ることがある。
・音が反響しやすい。
・冬場は直接触れると冷たく、夏場も直接陽が当たると熱くなる。
参考オススメ使用箇所
玄関(土足で歩く箇所)
いかがでしょうか?
ここで書かせていただいた床材も一部となっていますので、
他にも当社のコーディネーターや建築士のオススメやお客様への要望や希望に沿った床材をご提案することも可能ですので是非一度ご相談くださいませ。
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