✏︎物件詳細
・築年数・・・1972年(築48年)
・専有面積・・・58㎡
・エリア・・・大阪市ファミリー人気エリア
・リノベーション費用・・・700万円
✏︎テーマ
・無骨でかっこいいインダストリアルな空間
・家族がそれぞれ個室が欲しくなっても対応できる
・なんてったって、玄関開けたら2秒で手洗い
✏︎ポイント
築48年の築古ヴィンテージマンション。さらには58平米という、ファミリーにしては少し狭いお部屋。でも、ここがよかった。お子様が安心して通える学区、スーパーまで徒歩1分など、ファミリーが生活する上では完璧なエリア。気になるのはお部屋の広さですが、ここをなんとかしちゃうのが、kasaの設計デザインなのです。
お引き渡し前は和室が2部屋あり、廊下は狭く、住めなくはないけど、快適ではない間取り。
今回はそんなおうちを、平米数を感じさせないプランに仕上げました。
さらにはお子様が一人部屋が欲しくなった時にもすぐにもう一部屋作ることが出来るように設計。巣立った後はまた簡単に戻すことが出来るようになっています。
まず玄関を入ってすぐ横には壁がありましたが、この壁を取り払い収納スペースが十分に確保された土間に。さらにそこからはウォークインクローゼットに続くように動線を確保。そして玄関すぐ横には独立洗面台を設置。独立洗面台と脱衣所をあえて切り分けることで、来客があっても生活感を出すことなく手洗いを済ませることができます◎
外から帰ってきて手洗いをし、着替えまでを完結させることができました。
無機質な雰囲気をさらに助長するのが、モルタル。天然モルタルを一部うまく使い、広い範囲にはモルタル風のフロアにすることで、全体が本物にしか見えない工夫。コストカットにもつながりました。
廊下に進み、LDKの入り口、メイン扉には青色を採用。この青い扉を開けると、いよいよ開けたインダストリアルな空間に到着!
アイアンを各所にあしらい、独立作業台にはかっこいいブルーを採用。
黒と青で引き締まった空間は、あまり他のリノベーションでは見ることのないまるで海外のような仕上がりに。
キッチンの作業台にはコンセントをつけ、配線はアイアンでかっこよく閉じ込める。
工夫に工夫を重ねた、最高の空間に仕上がりました。
若干食い気味に語ったこの家ですが、BEFOREを知っているだけに、出来上がったこの空間にスタッフも驚きを隠せませんでした。
何一つ無駄のないスペースの使い方には拍手の連続。
低価格でもとことんこだわり抜いた、最高のプランです。