日々の暮らしの中で何気なく触れる「素材」や「色」。
それらが持つ質感や表情を丁寧にすくい上げることで、住まいはただの箱ではなく、暮らしに寄り添う存在へと変わります。
今回のリノベーションでは、キッチンにあえてムラ感のあるブルーのタイルを用い、光の加減によって表情が移ろうように計画しました。
また、洗面や玄関まわりには異なる素材を組み合わせ、空間ごとに小さな驚きや楽しさを感じられるよう工夫しています。
全体の間取りはシンプルでありながら、アールの開口やアクセントウォールによって、柔らかさや奥行きを加えています。
「機能的でありながら、遊び心を失わない」──そんな住まいを目指しました。
小さなこだわりの積み重ねが、住まい手の日常をより心地よいものに育てていくと考えています。